<伊藤清彦の回顧録> |
1997年 | JAF公認競技場 須賀尾ダートサーキットの始まり とある日の電話1本から始まった・・もしもし、伊藤さんですか?・・・湯本ですが・・ 突然ですが、実は現在、ダートラ場のリニューアル工事を進めており、今後JAF公認 競技場許可を取り、公認ダートトライアル競技大会を開催したいのですが、お力添えをお願い出来ませんか? 長い時間、色んな事をお話の中に湯本氏の並々ならぬ決意が感じられ、一度お会いしてお話を聞く事となった。その後何回かお会いし、打ち合わせを繰り返し(私も群馬のまで何回も足を運んだ)湯本氏の本気度が感じられた。 まずはJAFのコース許可申請に向けて、私の色々な角度からのアドバイスに湯本氏もそのまま受け入れくれ、急ピッチで改装工事を仕上げていった。 そして「国内スピード行事 ダートトライアル コース許可申請書」をJAFへ提出。 |
1998年 | 念願のJAF国内スピード行事「ダートトライアルコース公認競技場」の許可が下りる
それにともない、今度は1999年「JAF関東地区ダートトライアル選手権 JAFスポーツカレンダー登録 申請書」を提出。
9月に1999年度 「JAF関東地区ダートトライアル選手権 競技会 開催申請許可」が認められ、開催が決定。 |
1999年 | 須賀尾ダートサーキットでの練習会、走行会、そして念願のJAF関東地区ダートトライアル選手権が開催 1999年度の関東地区戦 開催は9月なので、それまでに何回か練習会又は走行会を開催することが決まった。
(有)ユモト自動車内 群馬県吾妻郡東吾妻町須賀尾2004-1 担当:中井 そして9月12日(日)、「1999年JAF関東ダートトライアル選手権 第10戦」開催!!! 念願が叶えられた瞬間であった。 その後、JAF関東ダートトライアル選手権大会が毎年2戦、開催続けることができた。 あの時代、須賀尾ダートサーキットのJAF関東ダートトライアル選手権大会に参加された選手は感じただろう。 とんでもないハイスピードの角度のついた下り坂に続くハイスピードの左カーブ、容赦なく襲いかかる横Gと恐怖、そして度胸、根性、テクニックといったドライバーとしての全ての要素と技術がこのコースでは求められる… 今でも思い出すだろう参加した大部分の選手、懐かしく思い出ださせる記録に残る須賀尾ダートサーキット 私も毎回、審査委員長を務めさせて頂き、参加選手とは違う達成感、満足感のあった約10年間の 大事な宝物であり、忘れられない思い出の一つである。 |